/ 三條場夏海(ファッションディレクター)
⾃分らしい素敵な⽣き⽅をする⼥性に、ヘアケアについてあれこれお伺いするレビュー企画。今回登場するのは、ファッションディレクターの三條場夏海さん。ファッションからライフスタイルまで、あらゆるジャンルで活躍し、世代を問わず⼥性なら誰もが憧れる彼⼥に、美しい髪のキープの仕⽅から、シャンプー・トリートメントのこだわり、そしてきれいの秘密まで聞きました。
三條場さんのセルフケア。
「私にとって肌や髪のセルフケアは、スタイリングを成⽴させるためのポイントのひとつ。基本的にシンプルな装いが多いんですが、例えばTシャツにジーンズだけでも肌にツヤがあって、指先がきれいで…… っていう⼈って素敵ですよね。そういった“ケアから⽣まれる⼥性らしさ”を⼤切にするというのが、ずっと前から私の定番なんです」そうにこやかに話す、ファッションディレクターの三條場夏海さん。
⾃分のスタイルを完成させるための⼤切な“パーツ”であるツヤ肌を保つため、スキンケアではとにかく保湿を⼼がけているそう。「化粧⽔は何度も重ねづけして、想定の3倍は⼊れています(笑)」
三條場さんの⽇々のおしゃれを語る上で⽋かせないのが、セルフネイル。「お仕事でヘアメイクの松⽥未来さんにお会いしたとき、びっくりするくらいキレイな⽖と⼿をしていらして。こんな⼈⾒たことがない! って本当に衝撃を受けたんです。その時は私がメイクをしていただく側だったのですが、キレイな⼿で触れられるのって、とても気持ちのよいものだということもよくわかって……これは⾒習いたいなと」丁寧に⼿⼊れをすれば、ネイルの持ちもアップする。時間を掛けた分、分かりやすく⾒た⽬に現れるのもうれしい。「指先までキレイだと⾃信が持てるし、所作も美しく⾒える。そして⾃分で⾒ても満⾜感が⾼いので気分が上がります」
ネイルオイルで指先に潤いを与えたら、⽖やすりで形を整えて、ベースコートとカラーをON。「寝る前にやると、⼗分乾かしたつもりでもうっかりお布団の跡がついちゃったりしますよね(笑)。私はパソコン作業をする前に時間を作ってやるようにしています。乾くのも早いし、おすすめですよ」
「昔は⾯倒だなと思っていたけれど、今ではこのセルフネイルの時間が楽しくて。もちろん⼼にも時間にも余裕がないとできないことなので、その“余裕”を作れる⾃分でいることが⼤切なのかなって、思っています」
三條場さんの、美しい髪の作り⽅。
三條場さんといえばロングヘアのイメージが強いが、実はもともと髪には⾃信がなかったという。「今だって全然、⾃信ないですよ!でもセルフケアを頑張るようになって、少しずつ改善されてきました。それまではブリーチを繰り返していたので、どんどん傷んでしまって。⽩Teeを着たときに、傷んだ感じが⽬⽴ってショックだったんですよ。“わざとじゃないパサパサ感”が、すごかったんです。それを⾒て、これなら巻いているほうがマシ!とアイロンを使っていたのでさらに髪が傷む…… という、まさに悪循環でした」
髪に対して諦めが⼊っていたときに出会ったのが、〈cinque〉だったという。「最初は全然期待していなかったんですが、使ってみて驚きました。オーガニックって泡⽴たない、使いづらいというイメージを私もずっと持っていたんですが、これは本当に“洗浄されている感”があるんですよね。泡⽴ちも良いし、洗ってる最中も潤っているのがわかる。毎⽇のことだから“洗いやすさ”がすごく、⼤切だなって」
ブラッシングしたあとゆっくりお湯で予洗いし、シャンプーで丁寧に2度洗い。頭⽪ブラシを使うこともある。タオルドライ後は洗い流さないトリートメントを重ねづけしながらドライヤーで⼿早く乾かし終了というのが毎⽇のルーティン。
「ロングヘアはキープしながら、髪質改善したかった。だからシャンプーでこんなに違いを実感できて、本当にうれしいんです。美容室で“シャンプー変えました?”って聞かれたくらい、私には合っていたんですよね。それに、職業柄いろいろなシャンプーを頂くこともあって、その度に他のものも試してみるんですが、結局cinqueに落ち着くんです。天然のさりげない香りも好みで、どんなコンディションの時でも自分に馴染んでくれるブランドだなって思います。例えば自分はダメージヘアだから仕方ないと、髪を諦めてしまっている人に、ぜひ使ってみてほしいです。私も本当に、そうだったから。あとは自分の母親にもプレゼントしてみたいですね。美容に気を遣っていても、おすすめしないと気付かないものってあると思うので、cinqueはおすすめしてみたいです」
三條場さんにとって、ファッションを完成させる上できれいな髪は不可⽋な要素。「髪は年齢が出やすいパーツですが、⼟台からきちんとケアし続ければ、年齢を重ねたとしてもそれがいい感じに魅⼒となって出てくる。私の髪はまだまだ改善途中ですが、ウェットもドライもどんなスタイルでもできるような髪を⽬指しています。ファッションの幅を広げていって、理想のトータルスタイリングに近づけていきたいです」
三條場夏海/さんじょうばなつみ 東京⽣まれ、神⼾育ち。ブランドディレクターを経て様々なPRや発信を行う。シンプルで女性らしいスタイルに定評あり。